求め合う気持ち | 社内失恋、地獄のツラヌキブログ

求め合う気持ち

付き合い始めて1ヶ月が経った。
基本的には毎日メールと2日に1度ぐらいの電話のみ。
月末に彼女が海外旅行へ行くと言う事で、帰りは俺の家に泊まって次の日帰る事となった。
その日までに準備した事。
・居間にエアコン設置(寝室にしかエアコンが無かったので馬鹿みたいに暑くなるため)
・万年布団をベッドに変える(お泊りなので、やはり・・・)
・大掃除、消耗品の補充
我ながら手際よくがんばれた。

そして彼女が旅行から帰ってくる当日。
それは平日でツラヌキは会社。
20時には退社できることとなった・・・が、彼女からの帰国の連絡が無い。
ちょっと心配になったが、空の上ではメールも届かない。
部屋で待つ事2時間・・・やっとメールが入る。
どうやら飛行機が遅れたらしい。
最寄り駅で待ち合わせをする事となった。
多分疲れてるだろうと思い、重い荷物の事も考えてクルマで迎えに行った。
慣れない駅で彼女はちょっと迷った後、改札に姿を現した。

・・・やっぱりかわいい。

そう思えた。
それから彼女の旅の話を片っ端から聞いた。
クルマで家路に着く頃には日付が変わりかけていた。

とりあえずエアコンをかけ、涼んでのんびりした。
部屋の様子を見て、綺麗綺麗とはしゃいでいた・・・掃除した甲斐があった^^
その後、夏休みの予定についてネットでいろいろ調べながら、どこへ行きたいとか、何が食べたい
とか話し合う。
正直、ツラヌキは出不精なため、旅行なんてとんと行った記憶が無い。
こういう時間も旅行の醍醐味なのだと知った。

それから彼女にシャワーを浴びてもらった。
その間、ちょっと悶々としていた。
・・・今日、手を出していいのかな?
「イヤッ、ダメです!」なんて言われたら・・・立ち直れない。
前述でもあったが、だいーぶうぶっ子であると考えられる。
まぁ、ここはとりあえず、一緒の布団で寝るのが目標としよう。

彼女がシャワーから上がってきた。
Tシャツに短パン+メガネ姿の彼女は新鮮で・・・なんとも、愛しくなった。
ツラヌキが風呂から上がる頃には彼女の髪は乾いていた。
ささっと寝る準備をして、布団へ入る事に。
ツラヌキ「ベッドのこっち側、クーラー直撃だからそっち側で寝てね」
と、一緒のベッドに入る事を促す。
彼女「はい^^」
なんか嬉しそうである。

それから電気を消してお互いじっとしていた・・・。
んー・・・この反応なら・・・甘えちゃってもいいかな?
足をくつけてみる・・・避ける反応は無い。
ぴったり寄ってみる・・・大丈夫みたい。
手をつないでみる・・・なんかはしゃぎだした^^
そうこうしている内に、ベッドの中で腕枕をしてキスしていた。

「ツラヌキさんが手を出してこなかったらどうしようかと思っちゃいました」
後に彼女が言った言葉。
やっぱりお互い好きだったら、求め合うものなのだと思った。

朝起きる時もイチャイチャし合い、起きてから彼女のお土産のコーヒーを二人で飲んだ。
風味がよくて、日本では味わえないような味だった。
そして、午前半休を取ったツラヌキは、彼女とラーメンを食べ、駅まで送って行った。
改札を入って行く彼女・・・。
いつもこのタイミングは切なくなる。

ずーっと、傍に居てほしい・・・。
そう思わずにはいられない。
彼女も同じ気持ちなのだと、なんども振り返り手を振る姿から感じ取った。